【イラスト練習帳】バスケットボール選手

【イラスト練習帳】バスケットボール選手

生成AIに悩む日々

少し凹んだ日々を過ごしています。インボイス制度の影響や各種サブスクの値上がりなどコスト面での懸念事項もありますが、ようやく実績もできてきてここからという時に、生成AIが登場したことのほうが大きな要因なのかと。生成AIについては、ライターである自分と、イラストもたまに描く自分では、かなりスタンスが違っていて、それが何か自分自身のアイデンティティを引き裂いているようにも感じます。

ライターとしては、テキスト生成AIへの流れは逆らうすべもなく、であれば積極的に試してみて、ダメな部分は精査していこうと思っていました。一方で、イラストに関しては、それなりに悩んで手に入れた絵柄なので、これを生成AIに学習されてしまい、似たような作品を作られてしまうのだとしたら、それは苦痛でしかありません。

まあ、流行の絵柄でない、トレーニングに足りるくらい量がないというのが逆に生成AIには向かないというところもあるのと、自身のメインとなる活動は大部分がライティングであること部分で、少し冷静ではいられるのですが。ただ、将来的にはイラストやマンガも、ほそぼそとやってみたいと淡い希望をいだいていた身としては、なんだか、そういう心の支えも切り崩されてるようにも感じます。

ほんとうに、今後生成AIとは、どう向き合うべきなのでしょうか。ライティングで生成AIを使ってみて思うのは、自分も知らない間に、誰かの著作物を剽窃しているかもしれないという怖さです。その事実に気付かされるようなことがあって、それも気持ちが凹んだ要因でした。これまで、細かな部分まで著作権に配慮し活動してきたと言った自負が、自分の中で崩れてしまい、自身の著作権が侵されること以上に辛く感じました。

I can buy myself flowers

新しい案件も探さなきゃいけない、確定申告もやらなきゃ、生活費も足りるかな、フリーランスになってから年始はだいたいそんな感じですごしていますが、今年はより一層、心が冷え込みます。

パソコンの前に座っても、ペンタブレットを起動して絵を書くこともしばらくはありませんでした。ただ、悲しいかな暇なので、気分転換に久しぶりにを描いてみることに。絵を描き始めてから最初の方は、そこまで乗り気にならず、おもうように描けてない状況がかえって、自分は何をやっても中途半端な人間だと思うばかりでした。それでも、描き続けていくと、ちょっとづつクオリティが安定してきます。「表現するって何の意味があるんだろう」そんな風に、ここ最近思っていたのですが、少しだけ自分の描いた絵に救われた気がします。

自分の気持を自分でコントロールするために、僕は絵を描いているのだろうなと。

そういえば、僕の好きなマイリー・サイラス(といってもここ最近の楽曲を熱心に聴いてるわけではありませんが)がグラミー賞を受賞しました。

マイリーは「Flowers」という楽曲でRecord of the YearとBest Pop Solo Performanceを受賞したのですが、その曲の歌詞に

I can buy myself flowers

という歌詞があります。「私は自分のために花を買うことができる」と。まさに、僕は自分のために絵を描くことができるのです。

 

今回はバスケットボール選手を描いてみました。

 

 

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