最初にハマった洋楽ミュージシャンは?と聞かれたらこのHI FIVEを僕は答えると思います。このあとTAKE THAT、BOYZONE、FIVE、WESTLIFEというボーイバンドのマイ・ブームが訪れるわけですが、それだとちょっとダサすぎるので、本当に最初にハマったのがHI FIVEでよかったなと思います(笑)。
では、HI FIVEはダサくないのかと聞かれたら疑問なのですが、少なくとも洋楽が好きなんだなこいつって思ってもらえるでしょう、TAKE THATよりは。しかし、僕のアイドル系POP好きの片鱗はこのあたりから始まっているというのが、HI FIVEのプロデューサー陣を見ると分かります。ゾンバ・グループのプロデューサーであるティミー・アレンはBACKSTREET BOYSの中心的なプロデューサーですし、エリック・フォスター・ホワイトなんかはブリトニーやA1なんかをプロデュースしています。彼らの中の曲でもっとも好きなのは『天使にラブソングを 2』のサントラに収められてる『さよならするんじゃなかった』ですね。ドゥ・ワップ調のミディアム・バラードでプロデューサーのひとりにJoeがクレジットされています。
もちろん全米No.1曲『I Like The Way』は必聴ですよ。テディ・ライリーがプロデュースしたこれぞニュー・ジャック・スイングという名曲です。
BACKSTREET BOYSや’N SYNCが好きな人は絶対に聞いて損をしない1枚です。
(2005年2月4日 seesaaブログより転載。加筆・修正してあります。)