【洋楽】United We Stand – Brotherhood Of Man

Spotifyには、「Discover Weekly」といって今週のおすすめ曲ラインナップを紹介してくれる機能がある。まあ、単なるアルゴリズムによるオススメ機能なんだけれども、本当に好みの曲ばかりをお薦めしてくれるんだよね。他の音楽配信にも、同様の機能はあるけど、Spotify先生のお薦めしてくれる曲は、ほんとドンピシャなんだよなぁ。音楽配信業界で一歩リードしている理由って、このへんにもあるんじゃないかと思う。

ということで、今週おすすめされた中で、すごく気に入ったのがこの「United We Stand」という曲。

この曲はBrotherhood Of Manというイギリスの男女混成のコーラス・グループが1970年にヒットさせた楽曲で、日本では「二人だけの世界」というタイトルでリリースされている。

歌詞がとってもいい。この歌のサビのフレーズ「United we stand, divided we fall」は、「団結すれば立ち分裂すれば倒る。」という英語の成句で、人々の団結を呼びかけるために欧米で歴史的に度々用いられてきた標語なのだそうだ。下手くそながらも、少し自分なりに訳してみた。

あなたと私の愛につつまれた世界以上に私が存在したいと思う世界はありません
そして、あなたの笑顔以上に私が見たいと思うものはこの世にありません
私の愛
団結すれば立ち、分裂すれば倒れることになる
だから、もし私たちの背中が壁にぶつかったなら 私たちは一緒になります
あなたと私

参照URL:united we stand, divided we fall.

人々の連帯の尊さを説く歌詞は、再び戦争という問題に向き合わなければいけなくなった、現在の私たちにも大切なメッセージを届けてくれるような気がする。この曲は、サッカーの応援歌(Football chant)としても、よく用いられる楽曲だそうだ。chantというのは直訳すると「聖歌」のことなので、日本語でいうのであればサッカー・アンセムといった言い方のほうがしっくりくるのかもしれない。ここのところずっとヘビーローテーションだ。

ここ最近は公私ともにスポーツから距離を置いているので、当ブログのテーマである「スポーツに関する芸術作品」から遠ざかっている気もしていたのだが、この曲はスポーツに関係があるぞ!と思って、無理くり取り上げた。

そして、もう一つ、ゲイの人権活動家たちの間でも、彼らの活動を支える曲として用いられてきたそうだ。いろんな意味で、この曲が今の社会にも求められている気がする。

上の動画は、この曲の作曲家の一人、Tony Hillerのチャンネルでアップされている映像。女性のボーカルが「So You Think You Can Dance (邦題:アメリカンダンスアイドル)」の審査員だったMary Murphyにちょっと似ているな。

カバー曲もいくつかリリースされている。こちらはエルトン・ジョンによるカバー。音楽出版社ミルズ・ミュージックのオフィスボーイだったレグ・ドワイト(エルトン・ジョン)は、デビュー前にこの楽曲のバッキング・ボーカルとしてレコーディングに参加しているそうである。その縁もあってか、後に「United We Stand」をカバーしている。エルトン・ジョンにゆかりのある楽曲というところも、LGBTの人権活動で用いられた理由の一つなのかもしれない。

こちらは、カントリー歌手のアン・マーレーとグレン・キャンベルによるカバー。より70年代ぽさが強化されたこちらのバージョンもかなり懐かしみを覚えて良いなぁ。

かろうじでブログのテーマにも触れつつ、ただの好きな音楽語りになってしまったけれども、これはこれで良しということで。

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA