So You Think You Can Dance

以前書いた記事で、アメリカンアイドルを熱く語ったものがあるんだけど、いまハマりつつあるのがこのアメリカンダンスアイドル(日本での番組タイトル)ことSo You Think You Can Dance。

フィギュアスケートや新体操、シンクロナイズドスイミングなど芸術点や表現力を評価されるスポーツはたくさんあるけど、ダンスもスポーツだっていうことがこの番組を見るとよく分かる。

いろんなジャンルを歌いこなすっていうのは、ある程度想像できる事だけど、ダンスでいろいろなジャンルを踊りこなすなんて本当にできるのだろうか?と最初は疑問いっぱいで見ていた。

しかし、才能のある人間っていうものは、いるものでクラシックダンスからコンテンポラリー、サンバやアルゼンチンタンゴ、ブロードウェイやHIP-HOPなど、あらゆるジャンルを踊りこなせるんだなと一際感心。そんなオールマイティな人間がこの番組で優勝できるのだ。

アメアイ同様で地区大会を勝ち抜くと、今度は本大会。その段階でペアを組まされ、何回かそのペアで演技する。人数が少なくなってきたら、ペアをかえたりソロで踊ったりして最終的に優勝候補をしぼっていくようだ。アメアイ同様、ワースト3になるとソロで審査員にアピールしたりもする。

アメアイと違うのは、毎回テーマが決まっているのじゃなくて、ペアがそれぞれクジをひいて次におどるテーマを決めてゆく点。歌をカバーするのとは違って、毎回新作の演技をしなきゃいけない訳だから、それぞれの課題のジャンルのダンスを創作するコリオグラファー(振付師)がついてペアを指導する。だからどんなコリオグラフィーを振付師がつけてくれるかということも、評価を左右したりする。ただ、コリオグラファーはそのジャンルでもトップの人達で、自分たちの沽券に関わるので超本気モードで振り付けしているから、なおのこと面白んだよね!

さて、現在FOX JAPANで放映中のシーズン4で、僕のお気に入りのコンテスタントはジョシュア・アレン。彼はHIP-HOPが得意なダンサーで、高校のときはアメフトをやっていたらしい。他の男性コンテスタントは、どことなくフェミニンな感じがあったりして抵抗感を感じるときもあるんだけど、このジョシュアのダンスはとても力強くてかっこいいのだ。しかもその力強さはHIP-HOPだけじゃなくって、コンテンポラリーやサンバでも表現できてるんだよね。ダンスに興味をもたない男にもカッコいいと思わせるとこが凄い。腰をクネクネさせるような動きがあっても、へんにいやらしくなく、かっこいいのである。

動画を実際に見てみるのが早いかも。

(著作権に配慮し、リンクは削除しました。)

ここにリンクした4つの動画はケイティとペアを組んでいたときのものだけど、審査員のナイジェルは毎回大絶賛。メアリー(このオバサン、毎回絶叫するのがお約束)はいつも以上に大絶叫。もう一人の審査員は、だいたいこの2人が興奮してしゃべりすぎるので、言う事がみつからないという感じ。

僕の大好きな振り付けはNo Airの演技。最後にジョシュアの上着がケイティに移動するところなんてほんとにかっこいい演出だ。こんなにもダンスの振り付けにストーリーがあって、それを感情をこめて演技しているなんてちょっとカルチャーショックに近いものがあった。こういうのが表現、パフォーミング・アーツなんだなって思わされる。

ところでペアを組んでいるケイティはアジア系だと思うけど、なんだかこの黒人とアジア系(ケイティのエスニシティははお母さんは日系でお父さんはアイルランド系らしいです)のペアがラテン系のダンスやヨーロッパ系のダンスを踊っているのが、いかにも現在のアメリカを象徴しているようで、とても面白い。

2009/12/12(加筆修正してあります)

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