webサイト開設によせて

フリーランスになったのが、2011年3月からだったと思う。それまでは、フリーアルバイターだった。少し、ランクが上がったように感じるけど、不安定で、社会的な保障があまりないことは、まったく変わっていない。

昨年の末に、思うところがあって、今年から少し働き方を変えることになった。簡単にいうと、フリーランスとして完全に独立するということだ。
やっぱり、フリーランスは一つの仕事に依存して仕事をしてはいけない。嫌なものを嫌と言えることも大切で、それができるようになるのは、複数のルートから収入があることが不可欠。ある意味、「機を見るに敏である」ということなのかしれないが、ずっと社員のようなフリーランスといった曖昧な部分でやってきたので、ここらで、そんな甘えから卒業し本当の意味でフリーランスにならなきゃいけない時期なんだという思いに至ったのである。

これからは、月によって収入がある月と、ない月といったバラツキが出てくるかもしれない。担当ページが減らされるかもしれない。そういった不安はある。でも、それでいいんだと思う。今まで通りでは、他の仕事は絶対にできなかったし、正直しんどかった。それに、これ以上、媒体に対して思い入れを深くしてはいけないという考えもあった。いろんな組織に所属してきたが、やっぱり会社っていうものは自分の思い通りになるものではいし、長い歴史を持っている媒体も自分の思い通りになるものではない。また、一人の人間がずっと作り続けていれば、どうしてもマンネリになったり偏った部分も出てくる。新しい血を入れていくことは、組織や媒体にとっても大切なことだと思う。一歩引いた形で、良い関係を保っていく、そうすることで、自分も守っていかなければいけないのだろう。

ものづくりの世界に戻りたいと思って、雑誌編集の仕事をするようになった。そして、あることがきっかけで、雑誌の特集を任されるようになった。正直、そういった責任の重い仕事は、やりたくなかったのだが、今の仕事に採用してくれた恩人の社長から頼まれたから、これは運命なのだろうと思って引き受けた。それから、編集の中心的な存在となって、まだペーペーなのにいろんな企画を自分で立てて、比較的自由にものづくりさせてもらった。ゴタゴタはいろいろあって、大変だったけど、今振り返ると、とても貴重な経験をさせてもらったと思う。しかし、フリーの編集者としてずっと活躍し続けたいという訳ではなく、もっと創作的な方向に移行していきたいというのが、将来的な希望である。イラストも描ける訳だし、もっと違った方向の仕事もしたいなと。もしかしたら、また極貧生活に戻るかもしれない。でも、その時はまた日雇いジョブで汗流せばいいじゃないか。フリーランスっていうのは、それぐらいの思いでなきゃ、なっちゃいけないんだろうな。そういう緊張感をもってやっていくことが大事なのだと自分に言い聞かせている。

そんなフリーランスとして独立の第一歩として、自分のウェブサイトを開設することにした。実は、ウェブサイトは過去にも作ったことがある。しかし、レンタルサーバーの更新を忘れ、そのままになっていた。また、過去のブログも放置していた。過去のブログは、自分が2度目の大学を卒業し、フィットネスクラブ等でのフリーアルバイターや、警備員などの日雇いジョブをやっていた頃に描いたものである。2度目の大学生活は、とても楽しかったが、そんな楽しい思いをした者に、社会はそんな優しくなく、少々、自信を失い、自己嫌悪になっていた時期でもある。そんな時期に書いた内容なので、アーカイブする必要もないかと思ったが、当時の自分が思っていたことを、残しておくことは、とても意味のあることだと思う。あの時期の自分にしか、書けなかった思いがそこにあるからだ。かなり拙い部分が散見されるが、書くトレーニングとして、かなり丁寧に調べた上で、本や映画、テレビの感想を書いていたように思う。

何かを表現することは恥ずかしい。表現することとは、裸を見られることと同じだからだ。でも、どうせ恥ずかしいなら、まだかろうじでピチピチしていた頃の自分も、見てもらったほうがいいのだろう。

気になっていたWordpressでwebサイトを作ることができた。とても便利なので、これからは定期的に更新したいと思う。思うだけで、どれだけ更新できるかわからないが、自分が好き勝手にできる情報発信の場があることは、今後のフリーランス人生にとっても重要な意味を持つだろう。

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